令和6年度 新年度のご挨拶

公開日: 2024年5月30日木曜日

今年度、研究部長になりました是住直人です。


日々、附属小学校で行なっている実践研究の様子をお伝えできたらと思います。

各教科のブログからも授業づくりの様子や子どもたちの学びの姿をお伝えしていきますので、ぜひそちらもご覧ください。



今年度も「学びをたのしみ自律共創する子ども」をテーマに掲げて研究を進めていきます。

「子どもたちは学びをたのしんでいるのだろうか。」私たちの研究はこの問いからスタートし、今年度4年目を迎えました。昨年度の2月には、研究発表会を4年ぶりに対面で開催し、私たちの研究の一端を生の授業でお見せすることができました。参観者の方々と共にたのしく学ぶことができ、実り多き時間となりました。多くの方々のご参加ありがとうございました。

私たちが研究を進める中で、子どもたちが夢中になって目の前の対象と向き合い、探究する姿をたくさん見てきました。子どもたちが学びをたのしんでいる傍で、その学びを支えている教師の姿もありました。特に昨年度は、学習の個性化を支える学習環境を中心に研究を進めてきた結果、以下の2点が成果として見えてきました。

○子どもが問いや思いを抱く活動を教師が設定するとともに、その活動を促進する視点や課題の解決方法を子ども自ら選択できるようにすることで、自己の学びを調整しながら学ぶことができる。

○図・言葉・身体等の表現を介して、働かせている見方・考え方を顕在化させることで、活動中の無自覚だった気付きを共通の土台として対話を促進することができる。

今年度は上記の研究成果に磨きをかけていくことに加え、子どもたちが学校で共に学ぶことの意味やその学びを支える教師の役割を問い直していきたいと考えています。「個別最適な学び」「協働的な学び」が求められている今だからこそ、子どもたちの学びを支援する伴走者として私たちは何ができるのかをもう一度考える必要があると思っています。そのために、子どもたちがより深く、より豊かに学んでいくための教師の授業中での役割や授業と授業をつなぐ手立てについて研究を進めてまいります。


今年度もどうぞよろしくお願いします。



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