【動画あり】R4研究発表会 総論提案「学びをたのしみ自律共創する子ども」

公開日: 2023年3月21日火曜日


教室を〈砂場〉に 〜学習環境デザインの提案〜


「学び」とは何か。

私たちの研究は,この問いからスタートしました。


子どもたちは,「学び」をたのしんでいるのか。

そのたのしさは,対象世界に没頭し,仲間と共に自分なりの意味や価値を創り出していくものになっているのか。

どうすればそのような学びを生み出していくことができるのか。


私たちの問題意識はそこにありました。


先日の研究発表会では,私たちがこれらの問いの解決に向けて取り組んできた,対象・他者・自己との対話へと誘う「しかけ」「場の調整」「足場づくり」について,12本の公開授業をもとにご提案しました。

「学習環境デザイン」というと,難しい研究をしているようですが,私たちの思いは至ってシンプルです。


教室を〈砂場〉のようなところにしたい。


そのような思いで,授業研究に取り組んできました。

YouTubeチャンネルにて,総論提案の様子を公開しております。
よろしければご覧ください。



<参考文献>

1)石井英真(2020)「授業づくりの深め方-『よい授業』をデザインするための5つのツボ」ミネルヴァ書房
2)井庭崇(2019)「クリエイティブ・ラーニング-創造社会の学びと教育」慶應義塾大学出版会
3)今井むつみ(2016)「学びとは何か-〈探究人〉になるために」岩波新書
4)鹿毛雅治(2019)「授業という営み-子どもとともに『主体的に学ぶ場』を創る」教育出版
5)笠間浩幸(2001)「〈砂場〉と子ども」東洋館出版社
6)佐伯胖,藤田英典,佐藤学(1995)「学びへの誘い」東京大学出版会
7)ジェア・ブロフィ(2011)「やる気をひきだす教師-学習動機づけの心理学」金子書房
8)高垣マユミ(2010)「授業デザインの最前線Ⅱ-理論と実践を創造する知のプロセス」北大路書房
9)中谷素之,岡田涼他(2021)「子どもと大人の主体的・自律的な学びを支える実践-教師・指導者のための自己調整学習」福村出版
10)平野朝久(2017)「はじめに子どもありき-教育実践の基本-」東洋館出版
11)文部科学省(2018)「小学校学習指導要領解説総則編」東洋館出版社
12)山内祐平(2020)「学習環境のイノベーション」東京大学出版会


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